歯周病が持続性炎症と血管病であるということ・・・ 川口の歯科 歯医者 さかえ歯科クリニック
2017年01月11日
28本の歯の全周に約5mmの歯周ポケットがあると、これは72cmの名
刺サイズの潰瘍面となり、日々細菌や内毒素など炎症性物質が血管
系の中に入り続けて歯原性菌血症が起こります。
その結果慢性持続性炎症が生じ、腫れた歯肉から出る炎症性物質
が血糖値を制御するインスリンの働きを阻害するので、糖質代謝に悪
影響を与えます。
また、数年にわたって血管壁を傷つけ、アテロームというコブが作ら
れ、血管が狭くなり、動脈硬化の原因にもなります。
歯周病・インプラント周囲炎予防は、抗加齢の実践であり、血管を守
る予防行動ともいえます。
このことから、お口の中を清潔に保つこと生涯にわたって咬む機能を
失わないことが大切です。
川口の歯科 歯医者 さかえ歯科クリニック