お口の成長記録(8ヶ月~11歳位まで) 川口の歯科 歯医者 さかえ歯科クリニック
2016年11月18日
・8ヶ月
そろそろ前歯が生えてきました。
歯みがきの開始の準備をしましょう。
赤ちゃんが自分で歯ブラシなどをカミカミして遊んだあとは、お口に
触れられるのに慣らすために、ぬれたガーゼや綿棒で歯を拭いて
あげます。
・1歳
1歳過ぎには上下8本の前歯がそろい、かみ切れるようになります。
ある程度の大きさの食べ物を手づかみやスプーンで、自分で口に
入れて前歯でかみ切れることを繰り返し、くわえる感覚や、食べられ
るかたさや量を覚えます。
そろそろ卒乳の準備ですね。
・1歳半
手前の奥歯(第一乳臼歯)が生え、歯は12本に。
上下の奥歯がそろったら、いよいよ咬み合わせができるようになりま
す。
・2歳
前歯と奥歯の間に乳犬歯が生え、上下合わせて16本そろいます。
この歯は先がとがっていて、薄切りの肉や鶏のささ身など少し硬いも
のでもかみ切って食べ、食事の幅がさらに広がります。
むし歯予防のためのフッ化物紙面塗布もできるようになってきます。
(ぶくぶくうがいができるようになってきましたらOKです。)
・3歳
3歳ごろには一番奥の乳歯(第二乳臼歯)が生え、乳歯20本が全
部そろいます。
大きくてしっかりした奥歯が生えるので、すりつぶす力がそなわり、
食べられるものの範囲がグンと広がります。
生えそろった乳歯を守るためには3~4か月ごとのフッ化物歯面塗
布が効果的です。
・6歳
6歳を過ぎると下の前歯が最初にグラグラしてきます。
次いで上の前歯、下の前歯の両わきの歯の順で乳歯が抜け、永久
歯に生えかわります。
また、一番奥の乳歯(第二乳臼歯)のさらに奥のスペースに永久歯の
最初の奥歯(第一大臼歯・6歳臼歯)が生えてくるのもこの頃です。
生涯にわたって使う、かみ合わせのカギとなる大事な歯です。
奥にあるため生えたことに気づきにくく、溝が複雑で歯みがきがしにく
いため、むし歯になりやすい歯です。
生えたばかりの効果の高いこの時期にフッ化物を上手に使いましょう。
・7歳~
こどもの歯から大人の歯に生えかわる大事な時期(約11歳位)で
す。
また、むし歯だけでなく歯並びにも気をつけましょう。
歯科医院での定期検診(約6ヶ月)を受診しましょう。
川口の歯科 歯医者 さかえ歯科クリニック